トンの憂鬱

ワタチの名前はトントン。４つ子の長女。

ちょっと恥ずかしいんだけど、オシリに皮膚病が出来ちゃって病院に連れて行かれたの。
電車とバスに乗って行くので、ドキドキ。

病院の先生はワタチの体中をムニムニ触って
「ちょっと太りすぎだねぇ」　なんて言うの、
失礼ね。プン。

ワタチは繊細なんだからもっと優しくナデナデしてくれないと固まっちゃうよ。

不覚にも診察台で腰を抜かしちゃったの。
svinkaはそれを見て笑ってた。ひどい。
とっても恐い思いしてるのに。

おうちに帰ってから、なんだか食欲が無くなっちゃってじっとしていたら、さすがにsvinkaも心配になったのか
「トン大丈夫？」　と言って大好きな葉っぱをくれた。
でも、まだドキドキしていて葉っぱも食べたくない。

それでも、２　３日したらドキドキが無くなって、葉っぱが美味しくなってきたよ。
もう、大丈夫。　

すねるトントン

２００１年１１月

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